レゴデュプロを初めて買うなら? 買い足すなら? おすすめセット6選

おもちゃ

1歳半から遊べる知育玩具として世界でも人気のあるブロック「レゴデュプロ」
我が子にも遊ばせてあげたいなぁと思い、量販店やオンラインショップをのぞいてみたけど、種類が多すぎて選べない…という声がしばしば聞かれます。

私の娘たちは上の子が2歳過ぎのときに買い、子供の誕生日などに買い足していくこと、約5年…今や「コンテナ」と呼ばれる専用の収納ケースからあふれんばかりの量になっています。

今回は、レゴデュプロを初めて買う方や少し持っているけど子供が今あるブロックだけでは物足りなさそうなので買い足したいという方に、状況や年齢別におすすめのセットを紹介します。

目次

レゴデュプロってどんなおもちゃ?

レゴはデンマークの玩具会社が60年以上前から発売しているブロックのおもちゃで、レゴデュプロは「はじめてのレゴ」をコンセプトに作られ、縦・横・高さすべてが「レゴ」シリーズの2倍の大きさです。

赤ちゃんが誤飲できない大きさとなめても有害物質の心配がない素材なのが特徴で、まだおもちゃを口に入れてしまう1歳代でも安全に遊ばせることができます。

また、知育効果についても有名で、

・想像力
・表現力
・空間認識力
・集中力
・コミュニケーション力

などの効果があると考えられています。

知育効果やメリット・デメリット親子で一緒に遊んでみたレビューを知りたい方はレゴデュプロは1歳から親子で一緒に遊べる知育玩具! 知育効果&メリット徹底解説の記事も合わせてご覧ください。

レゴデュプロのセットを選ぶポイント

レゴデュプロはセットはとにかく数が多いです。

レゴの公式サイトに掲載されている現行シリーズは2021年5月現在で50種類以上
どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

ここでは、セットを選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。

人形や動物、乗り物パーツが入っている

人形・動物・乗り物などは子供を惹きつけやすく、食いつきがいいです。

2歳頃の子供は、人形を動かしたりしてごっこ遊びを始めたり、身近な生き物への興味が高まったりする時期。
また、動くパーツも大好きです。
男の子なら車や電車などの車輪パーツ、女の子ならドアや窓などを喜んで作品のなかに組み込んでいました。

ごっこ遊びにはまだ早い1歳台の子供でも、大人がブロックをくっつけて動くパーツで車や家を作ってあげると、すぐに動かして遊んだり、真似をしてくっつける、離すという遊び方ができるようになりますよ。

初めて買うなら、これらのパーツが入っているものを選ぶと、ブロック遊びが初めてでも興味を示さなかった…という失敗はないでしょう。

「はじめてのデュプロ」シリーズ購入の際には注意が必要!

「はじめてのデュプロ」シリーズの動物やキャラクターの上半身と下半身が分かれていて組み合わせて遊ぶシリーズのものは、コンテナシリーズやアイデアボックスのシリーズとの汎用性がイマイチな印象を受けました

そこで基本ブロックや人形あそびもできて、他の商品を買い足す際に一緒に遊びやすい「かずあそびトレイン」をおすすめします。

また、保育園や児童館ですでによく遊んでいるなら、最初からパーツ数が多く、「コンテナ」と呼ばれる収納ボックス付きのセットを買った方が良いと思います。

基礎板は買わなくてもいい

「基礎板」とはブロックを組み立てる際に土台となる幅38.5×奥行き38.5㎝薄い板のことです。

単品で別売りがされていますが、私はわざわざ買わなくてもいいと考えています。
パーツの数が多いセットには下の写真のような土台となるような広めのブロックがセットに何枚かあるので、アンバランスな作品の土台にはなります。

また逆に基礎板無しで作品を作る方が、自立させるにはどうしたらいいかを考えることによってバランス感覚が養われます
そして、こどもの発想力は基礎板の38.5㎝四方のサイズには収まらず、おおきくはみ出して遊ぶので我が家には必要ないパーツでした。

初めて&買い足しおすすめセット6選

レゴデュプロのセットを大まかに分類すると、「コンテナ付きセット」「テーマのあるセット」「基本ブロックが多めのアイディアボックス」の3つです。
この3種類があることを覚えておけば、お子さんに買ってあげる際に好みや遊び方に合わせて選ぶやすくなるでしょう。

ここでは初めて買う方、買い足したい方におすすめの厳選の6つを紹介します。

初めてなら…

「はじめてのデュプロ かずあそびトレイン(#10954)」

対象年齢:1歳半以上
ピース数:23ピース
実売価格:3,000円前後

0~9までの数字ブロックと列車を作ることができる車輪付きパーツ、男の子と女の子、ネコのお人形など、子供が喜ぶ「人形」「動くパーツ」の2つが入ったセットです。
商品パッケージの写真に載っているブロックだけで、それ以外は入っていないので、ボリュームは少なめ。

1歳半でまだちゃんとブロックで遊ばせたことがない、いきなり本格的なコンテナのセット買うのはちょっと値段が高い…お試しで遊ばせてみたい、色と数字に親しませたい、という方におすすめです。

最近発売された「はじめてのデュプロ かずあそびトレイン」(#10847)が後継となる商品なので、現行の#10954は廃番になる可能性があります。新しい方の商品は優しいパステルカラーのブロックの色に変わり、ネコがイヌに変わっていますが、ピース数とブロックの種類は同じです。

「はじめてのデュプロ いろいろのりものボックス」

対象年齢:1歳半以上
ピース数:34ピース
実売価格:2,800円前後

タクシー、消防車やゴミ収集車、ヘリコプター、組み合わせによって船なども作れる乗り物好きなお子さんのレゴデュプロデビューにはこれ!というセットです。

人形は入っていませんが、乗り物の窓と人の絵が描かれたブロックがあり、くっつけたり、離したりを覚える1歳半ごろから遊び尽くせるのがこのセットの特徴です。

ブロックを組み合わせて形を作って遊ぶという楽しみを覚られやすいでしょう。

「デュプロのコンテナ スーパーデラックス」(#10914

対象年齢:1歳半以上
ピース数:85ピース
実売価格:5,000円前後
コンテナの大きさ:幅37×奥行き18×高さ26.2 cm

収納ボックス付きの基本的なセットです。
基本ブロックに加え、車や窓、花、1~5の数字ブロック、お人形2体とイヌ、さらにごっこ遊びに重宝する滑り台などの子供の遊びたい心を刺激するパーツも入っています。

対象年齢は1歳半以上ですが、実際は2歳頃からが、入っているたくさんのブロックを使いこなして本格的に楽しめる年齢だと感じました。

我が家が最初に買ったのも、今は廃版となり在庫限りの商品になってしまいましたが「みどりのコンテナスーパーデラックス」でした。

写真に写っているものは、当時2歳の長女がコンテナに入っていたブロックだけを使って作ったものです。

保育園や児童館で遊んだことがあり、家でも遊ばせたいということなら、このコンテナシリーズを買った方が良いでしょう。

現行のコンテナシリーズは他に65ピースの「デュプロのコンテナ デラックス(#10913)」もありますが、こちらはコンテナが幅37×奥行き18×高さ18 cmと少し小さく、買い足したいときにすぐにいっぱいになり、実売価格が1,000円ぐらいしか変わらないので、コンテナシリーズを買うなら「スーパーデラックス」の方がおすすめです。

買い足すなら…

「ミニーのお誕生日パーティー」(#10873)

対象年齢:2歳~5歳
ピース数:21ピース
実売価格:2,500円前後

レゴデュプロはディズニーのさまざまなキャラクターとのコラボセットも発売しています。

そのなかでおすすめなのが、この「ミニーのお誕生日パーティー」です。

誕生日をテーマにしたこのセットには、ミニーちゃんのお人形とネコ、組み立て式の大きなバースデーケーキ、2個のプレゼントのブロックがついています。
そして値段もお手頃なのが嬉しいポイントです。

次女の2歳の誕生日プレゼントに買ったらすごく喜んでくれて、その日以来、しばらくは毎日、レゴデュプロや同じようなサイズの人形の誕生日会が開催されていました。
子供にとってやはり「誕生日」は特別なんですね。

ディズニーが好きなら、アナ雪の「エルサとオラフのティーパーティー」リトルマーメイドのシリーズもあります。

「デュプロのまち”おおきな遊園地”」(#10840)

対象年齢:2歳~5歳
ピース数:106ピース
実売価格:9,500円前後

ごっこ遊びや動く仕掛けを作るのが好きなら、一番のおすすめはこのセットです。

メリーゴーラウンドは歯車をはめたり、観覧車もパーツを組み合わせたりして、動くギミックを自分で遊びながら学ぶことができます。
滑り台パーツも2つあるので、「デュプロのコンテナ スーパーデラックス」と組み合わせると巨大な遊園地を完成させることができますよ。
トイレや風船などの遊園地ごっこには必須のパーツもついていて、大人も思わず夢中になってしまうほど。

こちらは対象年齢が2歳以上となっていますが、実際には3歳過ぎてからの方が動く仕掛けを自分で作ったり、ごっこ遊びに取り入れられたりできているように感じました。

ただし、このセットにはコンテナがつきませんので別に収納する箱を買う必要があります

「デュプロのいろいろアイデアボックス ハート」(#10909)

対象年齢:1歳半以上
ピース数:80ピース
実売価格:2,700円前後

コンテナやテーマに沿ったセットが充実していき、大作を作ったり、兄弟やお友達と一緒に遊んだりしはじめると足りなくなるのが基本ブロック
この商品は人形とコンテナありませんが、基本ブロックが多めに入っています。

また、目玉が描かれたブロックは現行シリーズではアイデアボックスのシリーズだけに入っています
目玉ブロックは意外と子供心にハマるようで、オリジナルの想像動物を作って店に来てくれることも…。

ブロック遊びが好き!なことがわかったらコンテナシリーズが一番おすすめ

レゴデュプロを買うときのコツやおすすめ商品を紹介しましたが、結局、一番のおすすめは「コンテナ」シリーズです。

「デュプロのコンテナ スーパーデラックス」のコンテナの大きさは、幅37×奥行き18×高さ26.2 cm、入っている85ピースを全部入れても、容量の半分ぐらいです。

そこに買い足したセットも収納することができるので、児童館や玩具売り場の見本などで試し遊ばせて、ブロック遊びをさせたい・興味がありそうだということであれば、いきなり買ってしまっても損はないと思います

我が家は「ミニーのお誕生日パーティー」をはじめとしたいくつかのセットを買い足し、約180ピース(実際に数えました!)ありますが、あふれそうになりながらもなんとかコンテナに収納できています。

電池も使わないし、時代の流行りにも左右されないレゴデュプロの遊び方は無限大、多様な好みを持つのお子さんにもきっと喜ばれるおもちゃです。
誕生日やクリスマスプレゼントに、ぜひ検討してみてくださいね。