レゴデュプロは1歳から親子で一緒に遊べる知育玩具! 知育効果&メリット徹底解説

おもちゃ

子育て世代のパパ&ママも遊んだ覚えのあるブロック、レゴ。
そんなレゴの”弟分”で、大きいサイズのブロック「レゴデュプロ」1歳半ごろから遊べて、カラフルな色や扱いやすさで保育園や幼稚園でも人気の知育玩具です。

「でも1歳代に買わなかったらもったいない?」「レゴクラシックの対象年齢までしか遊べないんなら、遊んでくれる期間は短い?」という疑問をお持ちの読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことありません。
我が家でも長女が1歳の頃に買って以来、5年以上経ってもいまだに現役でよく遊ばれています。

しかも子供の成長とともにだんだん遊びが複雑化するなかで、子供自身が自分で考え、新しい遊び方をどんどん広げているのを見ていて、とても優秀なおもちゃだと感じました。

今回は、レゴデュプロを実際に親子で一緒に遊んだなかで実感した知育効果やメリットなどを紹介します。

目次

レゴデュプロってどんなおもちゃ?

レゴはデンマークの玩具会社が発売しているブロックのおもちゃで、発売から60年以上経っても世界のさまざまな国で遊ばれています。
そしてレゴデュプロは縦・横・高さすべてが「レゴクラシック」という対象年齢4歳以上の標準サイズの2倍の大きさで、ラテン語の「duplus」(ダブルの意味)が語源となり名づけられたそうです。

基本的な突起が4×2のサイズのブロックでも赤ちゃんが誤飲できない大きさの約64mm×約32mm×高さ約24mmなので、まだおもちゃを口に入れてしまう1歳代でも、きょうだいに赤ちゃんがいる家でも安全に遊ばせることができます。

子供たちが「自由に遊ぶ」ことをテーマに、頭のなかで想像したものをなんでも作ることができるように工夫されたデザインをしています。

1歳~2歳代はブロックをつっくけたり離したり、親が作った簡単な作品を模倣したり。
3歳を過ぎると、自分の頭のなかでイメージした形を表現して作品を作ったり、付属の人形でごっこ遊びをしはじめます。

このように、どの年齢でも初めて遊んだ瞬間から、満足のできる遊び方ができるのも特徴のひとつです。

また、販売されている商品の数がとても多く、基本のブロックと収納用の箱がセットになった「コンテナ」シリーズから、恐竜や動物のシリーズやディズニーコラボなど、男の子にも女の子にも楽しく遊ぶことができます。

我が家には、基本シリーズの一つである「みどりのコンテナボックス」「ミニーのお誕生日パーティー」、他にもいくつか旧製品のセットを少しずつ増やし、いつのまにか子供二人が一緒に遊んでも取り合いにならないぐらいの量になっていました。

親子で一緒に遊んでみて感じた知育効果

レゴデュプロは高い知育効果があり、東大出身者の70%がレゴ・シリーズで遊んだことがあるというデータもあるほどです。

私が子供が1歳代の頃から5年間、一緒に遊んで感じた知育効果は主に下の5つです。

・想像力
・表現力
・空間認識力
・集中力
・コミュニケーション力

想像力

レゴデュプロは公式サイトにも”デュプロ ブロックに間違った遊び方なんてありません。“とあるように、マニュアルや遊び方に決まったルールがなく、「自由に遊ぶ」ことを求められる玩具です。

そこで育つのが想像力です。
カラフルで可愛らしいパーツをもとに、作りたいもののイメージを想像して作品を作り上げたり、逆に手の赴くままにくっつけたブロックから「これは○○!」とさまざまな物・ストーリーを想像したりする力が身についたように感じました。

言葉をまだはっきりと話せない1歳・2歳代のころは、自分の気の向くままにくっつけたブロックから想像ふくらませて、そこからさらに自分なりの大作を作り上げるのを見て、レゴの無限大の可能性を実感させられました。
ごっこ遊びが上手になった3歳以降は、ストーリーを想像してからそこに登場する家や乗り物を作って遊ぶことができるようになっています。

表現力

レゴデュプロは色がとてもカラフルで使い方がわかりやすいパーツで構成されているので、小さい子供でも頭にあるイメージを表現しやすく、表現力が身につきやすいです。

頭の中のイメージを作品にするだけではなく、作った作品を親に「見て~! ○○を作ったの! これは~で…」と説明できるようにもなります。
また、それを使ってごっこ遊びをすることによって、ストーリーや登場人物のセリフなどを自分の言葉で表現するのに必要な言語力の発達にも一役買っていると実感しました。

私もよくごっこ遊びに付き合わされていますが、家や登場人物の設定がわかりやすいので、コミュニケーションが取れやすく、何もない状態で一緒に遊ぶよりもずっと遊びやすかったです。

このように、創造面でも言語面でも「表現する」力が身につくのが、レゴデュプロの効果だと言えます。

空間認識力

我が子は自分で自由にブロックを組み立てられるようになったら、パッケージやコンテナボックスにある写真と同じものを作りたいと言い出しました。

写真にあるものは基本的にそんなに難しくないものばかりですが、平面の写真を見て、立体の作品を作るということは、頭のなかで立体をイメージしながらブロックを組み合わせる必要があります。

こうして、高さや奥行き、どのブロックのどこの突起を繋げれば自分が作りたい形になるのかを試行錯誤してるうちに、空間を把握する能力が身につきます。

現在5歳の娘はオリジナル作品「虹色階段のある家」をつくるのに夢中です。
下に空間のある階段を作るのは意外と難しいんですが、バランス良く作れるようになっていました。

集中力

小さい子供は集中力がなく、ひとつの遊びを長時間することができません。
しかしレゴデュプロは一人で黙々とでも、親子で、兄弟で夢中になって遊ぶことができる仕掛けがいっぱいです。

幼児が繋いだり外したりしやすい大きさ、フィグと呼ばれる人形や、ごっこ遊びに使いやすい身近な動物や花やタイヤなどのパーツがあり、他のおもちゃに比べて長時間遊べるという声もよく聞かれます。
我が家も飽きずによく遊ぶなぁ~と思うぐらい、長い時間遊んでる日もあります。

幼児期にたくさん手先を使い、遊んでいるうちに集中力が養われるのは親としても嬉しいポイントですね。

コミュニケーション力

レゴデュプロは一人で遊ぶこともできますが、親子や兄弟、友達とも一緒に遊ぶことができます。
そのなかで一緒にイメージを広げながら作品を作ったり、ごっこ遊びをしたりすることで、他の人と協力することが身につきます。

また、他の人が作った作品から刺激を受けて、さらに新しい発想を得ることもできるでしょう。
ときには、遊びに来ていたお友達の発想で、レゴデュプロのブロックが”チョコレート”としておままごとに使われてるなんてことも!?

このように身についたコミュニケーション力は、社会的関係をうまく築くための基礎をつくりあげ、豊かな人間関係を作ることのできる人に育つことが期待できます。

レゴデュプロのメリット・デメリット

レゴデュプロで長年遊んでいる我が家ですが、知育効果の他にどんなメリットがあるのでしょうか。
実体験からメリット・デメリットを挙げてみました。

メリット

まずは、誤飲の可能性が極めて低いことです。
先程も紹介したとおり、一番小さいブロックの大きさが約64mm×約32mm×高さ約24mm 。
万が一、赤ちゃんが舐めても危険のない素材でできているので、安全性の高いおもちゃだと言えます。

次に、好みに合わせてセットを選んだり、追加購入したりできることです。
収納ボックス付きの「コンテナ」シリーズや、子供の好みに合わせたテーマのシリーズなど、現行の商品はおよそ100種類あるので、どれを買ってあげようか目移りします。

1歳半から使える商品だけかと思いきや、3歳以上のごっこ遊びに特化したパーツや人形がたくさん入っているシリーズもあり、年齢が上がり子供の興味が固まってきた頃に追加で購入するのもおすすめです。

最初になにを買えばいいかで悩んでいる方はレゴデュプロを初めて買うなら? 買い足すなら? おすすめセット6選の記事を参考にしてみて下さい。

 

デメリット

最大のデメリットはピースが大きいので、収納に場所を取ることでしょう。

コンテナシリーズの収納としてついてくるコンテナのサイズは幅37㎝×奥行18㎝×高さ26.2㎝で、カラーボックスの1段をまるまる占領する大きさなので結構な存在感ですね。
追加のパーツを買っているうちに、コンテナには入りきらなくなってしまった…なんてこともあるようです。

そして、ピースが大きいので、壊したりぶつけたりしたときの音が大きいこともデメリットでもあります。
子供が遊んでいるときの使いたいパーツを探しているときの音の大きいこと…テレビの音が聞こえないほどですよ。

レゴデュプロのデメリットの原因は、その大きさにありました。

まとめ:1歳半から安全に遊べる知育玩具ならレゴデュプロ

知育にも良いと聞くし、ブロック遊びをさせてあげたいけど、まだ早いかなぁというときにおすすめのレゴデュプロ。
対象年齢が1歳半からと低めで、ブロック遊びデビューに最適です。

また玩具専門店や量販店の玩具売り場、インターネットでも入手できるのもメリットの一つなので、遊ぶことにハードルが低く、気軽に買える最高の知育玩具の一つだといっても過言ではありません。
お誕生日、クリスマスや何かのお祝いに、検討してみてはいかがでしょうか。