ベビーモニターは必要?いつまで使える?実際に使ってみた!徹底レビュー

ベビーモニター

離れた部屋や別室から赤ちゃんの様子を見守ることのできるベビーモニター。
赤ちゃんが寝ている間などに、家事や休憩したりしたいときに重宝する育児グッズです。

育児中はずっと子供から目を離せない…となると、パパもママも気が休まりませんよね。

新生児から、小学生の宿題の見守りまで、あると絶対に助かる、育児の必需品になること間違いなしです!

でも、「本当に必要?」「高いんじゃないの?」「使いこなせるの?」という疑問はつきもの。

そんな、ベビーモニター購入を迷っていらっしゃるパパ&ママ、プレパパ&ママの疑問に実際に使ってみたレビューをまじえて解決します。

ベビーモニターとは?

赤ちゃんの様子は気になるけど、家事もしなければいけないし、少し休憩したい…そんなパパとママのお悩みが解決できるワイヤレスのベビー専用カメラです。
カメラを眠っている赤ちゃんのそばに置いて、別の部屋や少し離れた場所から、モニターやスマートフォンで様子を確認することができます。
寝室に赤ちゃんを寝かせて、ママやパパが家事をしているときや、リビングで休憩したいときなどの育児中のよくあるシーンで、隣の部屋でも泣き声が聞こえなかったり、キッチンからベビーベッドが見えなかったりと、赤ちゃんの様子がわからないという不安を解決してくれる、便利な育児グッズです。
また、欧米では育児を合理的に、快適にするために、ベビーモニターを導入するのは一般的です。
ママが家事、育児、そして自分の時間をバランスよく取れ、育児ストレスを軽くするためには、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

どんな機能があるの?

暗い部屋でもナイトモードのおかげで子供の様子が確認できます。

ベビーモニターには、さまざまな種類のものが販売されています。

現在は、マイクが一体になったカメラから、映像と音声がモニターに届く商品が主流です。
そして、カメラにスピーカーが搭載された双方向通話ができるタイプは、赤ちゃんの泣き声やおしゃべりがモニターに聞こえるだけではなく、離れた場所からパパやママが赤ちゃんに話しかけることができます。
大きくなって、会話が成立するようになると、モニター越しに子供と話すことができ、子供部屋とキッチンやリビングが離れていても、子供は安心して遊ぶことができます。

暗い場所でも赤外線などの暗視機能がついている商品は、映像を白黒で表示するナイトモードがあるので、暗い寝室などで寝ている赤ちゃんの様子を見守ることができます。
寝返りで布団に埋もれてないか、大きくなってからは布団を蹴っ飛ばしていないかが心配なときも、ナイトモードで確認できるので、とても便利でした。

さらに高機能なものは、モニター側からカメラを遠隔で操作できるタイプがあります。
カメラの向きを上下や左右に操作できるので、少し大きくなった子供が動き回り、カメラで見える範囲からいなくなっても安心ですね。

専用モニター付きかスマートフォンアプリタイプか

ベビーモニターには、大まかに分けて、カメラと専用モニターがセットの商品と、ネットワークカメラのみを購入し、スマートフォンで専用アプリを使ってモニター替わりにすることができる商品の2種類があります。

専用モニター付きの商品は、家の中でしか使えませんが、スマートフォンのアプリをインストールする必要も、ネットワークに接続する設定の必要もないので、開封して、設置すればすぐに使える便利さがあります。

専用モニター無しの商品は、モニター付きのものに比べて価格が安いものがあり、スマートフォンがモニターになるので、モニターを置く場所や充電切れで悩むことはありません。また、複数台のスマートフォンでカメラを共有できるタイプもあり、外出時にも赤ちゃんの様子を見たいパパにも人気があります。
ただ、アプリやネットワークの設定が少し難しく感じる方もいるかもしれません。

モニター付きか、無しかは、ご自宅の環境や家族の使いかたにあったタイプを選ぶといいでしょう。

さまざまなセンサー付きのものもある

そして、赤ちゃんを見守るのに便利な、さまざまなセンサー付きのベビーモニターも多く販売されています。

部屋の温度がモニターに表示される温度センサーや、泣き声などの音がしたらモニターがの電源が入る音感センサー付きのものは、1万円以下の商品でもよく見られます。

さらに、ハイスペックな商品は、赤ちゃんの泣き声に反応して子守唄が流れる機能付きのものや、赤ちゃんの動きを感知して追尾できるような機能が付いているタイプもあります。
その分、値段も高くなるので、ご自身の予算とニーズに合った商品を検討されることをおすすめします。

種類が多くて悩んでいる方は、選ぶ際のご参考までにベビーモニターおすすめ機種5選。選び方のポイントもご紹介!の記事も合わせてご覧ください。

実際に使ってみた!年齢別の使い方いろいろ

新生児からベビーモニターを使い続けている私や小学生がいる知人に聞いてみました。子供の年齢に応じたベビーモニターの使い方を紹介します。

新生児~0歳代

キッチンから死角になっているベビーベッドに設置して、赤ちゃんに異変がないかをベビーモニターで見守りながら料理や洗濯などの家事をしていました。
特に、寝返りを始めた頃は、うつぶせになって窒息していないか、ベビーベッドの柵に引っかかって危険がないかを確認するのに、大変重宝しました。

1~2歳代

子供の夜泣きがひどく、長期間続いたので、ベビーモニターは夜泣き対策の強い味方でした。
泣き始めて、5分後に自らまた寝るということもあったので、危険のないように見守るためにも、ベビーモニターが役に立ちました。
そして、2人目の時は、上の子が昼寝をしない時期もあり、下の子だけを別室でお昼寝をさせていたのですが、その際もベビーモニターのおかげで寝ている下の子の様子がよくわかり、安心して静かな環境でお昼寝させることができました。

3~5歳代

幼児になると、パパやママがが家事をしている間に子供たちだけで子供部屋で遊ぶようになり、様子がわかるのはとても便利でした。
会話が成立するようになり、ここで、双方向の音声通話ができる機能が役に立ちました。

そして、夜の寝かしつけ後に起きてしまったときや、まだ夜泣きがあったので、「いま行くから、少し待ってね」と安心させ、すぐに駆けつけることができました。

小学生になっても使える!

ベビーモニターは、実は小学生になっても使えるアイテムでした!
兄弟(姉妹)のテレビの音や話し声がうるさいと、子供部屋で宿題をするようになったので、その見守りに役立てています。
わからない問題が出てきたときは、子供から話しかけてくれて、質問に答えることができるし、子供が集中力を失ってダラダラし始めたときは、こちらから声をかけることができます。

このように、赤ちゃんを見守るために使うつもりで買ったベビーモニターは、小学生がいるご家庭でもまだまだ現役で活躍しています。
様々な年齢で、用途にあった使い方ができるので、決して高い買い物ではなかったと感じています。

心身の負担が減らせる!ベビーモニターのメリット

ベビーモニターを使うことの1番のメリットは、子供が寝ている間などやご機嫌で遊んでいる間なら、目を離す不安を軽減し、安心して家事や休憩ができるということです。
モニターを短時間なら持ち歩ける充電式のタイプが多いので、危険がないことを確認しながら、スムーズに家のあちこちで家事をすることができます。
「起きて泣いてないかな?」「遊んでいる間もそばについてないといけない!」という、精神的な負担も、家事や休憩中に様子がわからず、何度も子供がいるスペースに見に行かなくてはならないという、身体的な負担も軽くすることができますよ。

また、購入してすぐに、簡単に使い始められる商品が多く、機械に弱いパパとママにも優しいのもメリットのひとつです。

頼りすぎては危険!ベビーモニターのデメリット

ベビーモニターのデメリットはそんなに多くはありませんが、その1つに、「安い商品は壊れやすい」ということがあります。
当たり外れはあると思いますが、知人の購入した海外製の激安価格のベビーモニターは、3年で画面がフリーズして動かなくなり、壊れた商品があったそうです。

それと、やはり別室などの少し離れた場所での見守りのため、万が一、なにかあったときに、駆けつけるまでの時差が出てしまいます。
何かを誤飲してしまうなどという、1秒を争うような事態には間に合わなかった!ということもあるかもしれませんので、子供が起きている間は、やはり常に気に留めておくか、できる限りの危険を取り除いたスペースで遊ばせることも必要です。

まとめ

ベビーモニターは乳児から小学生まで使える育児の必需品でした。
購入するのにコストはかかりますが、それ以上に、ゆとりのある育児を助けてくれる便利なグッズであることは間違いありません。
お昼寝中、ご機嫌なひとり遊びタイムや夜寝ているときなど、子供から少し離れて、ホッと一息つける時間も大切です。
ベビーモニターがあれば、そんな時間が生まれ、育児ストレスも軽減されるはず。
いろんなタイプのベビーモニターがあるので、ニーズに合った商品を検討されてみてはいかがでしょうか。